小屋の点検・修復作業第1回

 「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会は今年から、既設のヘンロ小屋の修復作業にも取り組む方針を立て、10月18日・19日の1泊2日で、第1回の点検・修復作業を徳島県で行いました。

 作業を行ったのは、歌一洋・プロジェクト主宰者と大阪の役員5人、徳島支部長です。徳島県内の6カ所の小屋を周り、現状を確認するとともに、簡単な修復をしました。同時に、ヘンロ小屋ノートを入れるボックスに、支援する会のホームページにつながるQRコードを張りつけました。以下は各小屋の状況です。

◆12号・眉山(徳島市)

・良好

◆36号・神山(神山町)

・トイレ閉鎖→やむなし

・柱1本の根本が朽ちている→構造には影響がないが、機会があれば修復

↑トイレは閉鎖されている

↑根本が朽ちた柱


◆44号・神宅(上板町)

・人字型の小屋の名前の表示板を修理

小屋入り口に「閉鎖中」の表示→新型コロナウイルスが落ち着いたら再開予定という

↑小屋の名前の表示板を修復

↑小屋の入り口の「閉鎖中」の表示


◆45号・空海庵・切幡(阿波市)

・トイレは撤去されている→やむをえず→誰が設置したのか不明だが、トイレの場所を示す案内板7あり

・人字型の小屋の名前の表示板に「45号」を書き入れ

・建物に上塗りしてはどうかの提案あり→全小屋にも当てはまるので要検討

↑トイレは撤去されている

↑小屋の前に設置されているトイレの案内