徳島工業短大と共同でヘンロ小屋計画

 徳島県板野町犬伏蓮花谷、徳島工業短期大学の所有地で、ヘンロ小屋建設の話が持ち上がり、9月19日に現地調査と打ち合わせがありました。

 きっかけは多田博夫学長から、「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会に届いたメールでした。「遍路道に面した大学の所有地があり、ヘンロ小屋の建設用地に提供する用意がある」という内容でした。そこで、プロジェクトの歌一洋・主宰者と支援する会の大塚仁・事務局長が出向き、多田学長、和田博文・理事長筒井晃治・事務局長と話し合う運びになりました。

   建設予定地は、3番金泉寺から約2、6km 先で、徳島自動車道と交差する30坪ほどの三角地です。大学の通学口にあり、今は植栽がありますが、撤去可能だそうです。

   現地調査の後、学内へ移動し5人で情報交換。大学側の説明によると、「大学の侵入口にあり有効活用すべく候補地を追加購入した。門など諸案出たがまとまらず、そんな折、徳島新聞に掲示された遍路用地探しの記事が目に止まりメールした」そうです。

   また、大学側の思いとして、「候補地周辺の住民は普段からこの近くの座るところもない場所で懇談しており、14、5人が座れる小屋を建設すれば、大学も地域交流の場としてや有効活用できるし、地域に開かれた大学としての位置付けもできる」と話しました。

 今後は歌主宰者が11月ごろに基本デザインを提案し、これをもとに大学とプロジェクトで寄付金を募ることになります。



↑徳島工業短大の小屋建設予定地

 


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