一般社団法人(非営利)四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクトの亀山啓司・香川支部長から。プロジェクトから離れる申し出があり、4月8日のプロジェクト理事会でこれを了承しました。亀山さんは香川県での空き家対策など、地元で活動が忙しくなっため、それに重点を置くこおとになります。香川支部は当面、役員不在となります。
亀山さんはプロジェクトの前身、「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会が発足して以来の支部長でした。小屋の建設や、支援する会の香川県での総会・プロジェクトの交流会で、中心的な存在でした。特に、香川県三豊市のヘンロ小屋53号茶処みとよ高瀬の建設での功績は大きいものでした。韓国人の女性遍路、崔象喜さんと共同で造ったので、「日韓友情のヘンロ小屋」のニックネームがあります。
崔さんが外国在住の女性として初めて先達になったことなどから、激しい誹謗中傷が浴びせかけられました。ヘンロ小屋にも中傷ビラが張られ、小屋に置いている「ヘンロ小屋ノート」にも攻撃文が書かれました。そんな中での小屋建設で、用地の確保、行政との交渉、不慮のできごとへの対応などにあたり、結果として無事に建設できました。
また、亀山さんは香川県の小屋の状況を調査。傷んだ小屋の修復を実施しました。