高知県木の文化賞の「木の文化の街並み及び生活のある風景の部」で、歌一洋さんと「四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト」を支援する会が受賞し1月9日、高知市でありました。プロジェクトの主宰者、歌一洋さんが出席し、木の表彰状と木の盾をもらいました。
文化賞はほかに、「木造建築物の部及び木造建造物の部」があり、2つのグループが受賞しました。
選評ではヘンロ小屋プロジェクトを「歌氏が地域の特徴などから発想を得て企画・設計し、その地域の人々や、『四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクト』を支援する会の会員らと共にボランティアで建てられています」と紹介し、「 遍路道沿いに建てられた様々な形のヘンロ小屋からは、木の文化やお遍路の文化が感じられます」としています。
そのうえで、▽こういった小屋が遍路道にあって高知の風景をつくっていくという文化的な面がある▽ヘンロ小屋によって住民の交流が活発になり、地域が明るくなっているということが良い、と評価されました。