３６番 青龍寺から約３８ｋｍ、中土佐町のそえみみず遍路道の上り口にあります。
小屋の形は、お酒を飲むとほんのり赤くなる、寄贈者のニックネーム「酔芙蓉」の花に由来します。

　歩きの遍路ツアーで石橋さんは、そえみみずで熱中症になり仲間に助けられました。この事件で結束を深めたツアー参加を愉しみにしていました。
亡くなられた後、ご遺族からヘンロ小屋建設資金の寄付の申出があり、落成した小屋は中土佐町に寄贈されました。

　地元の奥代初子さんは歩き遍路から「お接待おばさん」と親しまれていましたが、高速道路工事のため平成18年から２年間そえみみず遍路道が閉鎖され、 愉しみを無くしておられました。遍路道の再開通と小屋の完成で、お接待も再開されました。