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 81番白峯寺と82番根香寺間の讃岐遍路道の途中で番根香寺の門手前200mの地点です。

 若者自立塾や障害児施設の理事長を務める禅喝破道場の野田大燈さんが敷地の一部を提供してくださったほか、約150人から寄付を募り、それを建設資金にあてました。

 歌一洋さんの設計は、「五色台」という小屋のある山の名前にちなんだもので、5角形の建物にとんがり帽子のような屋根がついています。屋根裏部分は、お遍路さんが3人まで泊まれるようにベッド形になっていて、建物全体も板壁で囲み、窓をつけています。これらは、「お遍路さんに泊まってほしい」という野田さんの希望によるものです。

 野田さんは落成式の挨拶で、関わっている施設の子どもたちのことに触れ、「お接待をする喜びを、今のうちから知ってほしい」と、小屋の名前に込めた思いを説明しました。  野田さんは周辺をハーブ園にする予定で、小屋では子どもたちが日を決めて、ハーブティーのお接待をすることにしているそうです。

第51号 五色台子どもおもてなし処
住 所 香川県高松市中山町1474
札所からの位置 五色台みかん園から82番根香寺への遍路道を200m入った右側
へんろ地図 [78−1]五色台みかん園と根香寺の中間、遍路道沿い
水道/トイレ 簡易トイレあり
完成年月日
(オープン日)
H26.10.5
緯度・経度
(世界測地系)
東経:133°57' 44.97”
北緯: 34°20' 28.58”
地形図参照 クリック!(別窓で開きます)
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江戸時代の道標が残る遍路道沿い 小屋の背面、ユンボの場所にはハーブ園が作られる
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簡易トイレを設置 落慶法要の願文を読む野田大塔師
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付近の遍路道道標、崇徳上皇の小祠も付近に有る 内部にはベンチと宿泊できるロフトを設けた

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