43番 明石寺から約10km、国道56号（すぐ先に鳥坂トンネル）と鳥坂峠へんろ道の分岐点の、70mほど手前の左側にあります。

　支援する会愛媛支部長の村上さんが「この場所に建てたかった。」のは、国道と遍路道の分岐点に近く、見晴らしの良い場所だからです。
歌さんの設計コンセプトはひじ川の源流で、地元の宇和桧材を使って建てられました。
次世代を担う子どもたちとお遍路さんの交流の場所として、ダウン症の鷲見 蓮(すみ れん)君の書と、多田小学校生徒の作品を掲示するスペースがあります。

　土地は梶原通政さんから貸与頂き、建築費用は宇和島信用金庫や村上支部長ら地元の方々の寄付で賄われました。