23番 薬王寺から約16km、牟岐警察署先の国県道５５号沿い牟岐トンネル手前の右側にあります。

　牟岐のボランティア団体「お接待の会牟岐（出口勉会長）」が、2001年から牟岐警察署敷地内のテントでお接待を行っていましたが、公用地を避けてこの地で活動していました。

　小屋は約２０平方メートル、高さ３メートル。設計した歌一洋・元近畿大学教授（四国八十八ヶ所ヘンロ小屋プロジェクトの主宰者）によると、海底をイメージし、牟岐町特産の千年サンゴを模して、海藻を柱に見立て、上部から海の青い光が入ってくるように設計されています。

　兵庫県加古川市の湖中明憲・実子夫妻をはじめ地元篤志者ら４０人を超す方々からの寄付を募り、工費２６０万円で小屋を建設しました